今日はポーテー*友の会に参加させて頂きました(≧ω≦)
障害を持った子達の発表会みたいなものだったのですが、
みんなすごいの!!!
ピアノも、朗読も、歌もダンスもどれも本当に上手でした。
見ていて感動のあまり涙が出そうでした(:∀;)
それから保護者の懇談会があったので、一人一人の子ども
について遊ぶ事に☆
私が一緒に遊んだ男の子はっとっても元気がよくって、
入ってはいけないところにばかり行ってしまって
いっぱい怒られちゃいました。
その時私が注意された言葉にハッとしました。
「悪い事をしたら怒ってください。普通の子と同じように接して下さい。
そのかわり出来たら褒めてあげて下さい。それがポーテージの
考えです。」
私はその子を『普通』に可愛いと思って接していました。
幼稚園で子ども達と接していたのとなんら変わりありませんでした。
保育士としての考えを持って、私は私の『普通』で接していたのです。
それが間違いでした。
彼は小さいけれど、小学5年生なのです。
私はその小ささと、可愛らしさで『幼児』と錯覚していたのです。
彼はもう『児童』なのに!!!
私は彼との接し方を微妙に変えました。
それでも、いっぱい彼を愛しました。
そのうち彼は大人しく一緒に遊んでくれるようになりました。
私が「それはやらないでね」「それはイヤ」って言う事を何度も
伝えるとやらなくなったりしました。
懇親会から保護者の方が帰ってきたとき驚かれました。
まさか最後まで大人しくしてるとは思わなかったと。
そこに先ほど注意してくれた先生がきて、いない間の話をされていました。
そして、「先生(私)が頑張ってくれたのよ」「最初は大変だったの」
「心を開いたみたいね」っと言って頂けて、嬉しくってまた泣きそうでした。
彼は学校の先生と上手くいっていないらしく、その先生は、
「この先生のようにちゃんと向き合って心を開く事が出来れば○○君も
大人しいのに。もう少し(学校の)先生と話してみてください」
と保護者の方と話されていました。
それで思ったのが、やはり最初怒らなくてよかったということです。
もし、最初から怒っていたら彼は警戒して私に心を開いてはくれなかったでしょう。怒る事は簡単です。誰にでも出来ます。しかしそれが相手にちゃんと届かなければなんの効力もなく、恐怖心を与えてしまうだけでしょう。
怒るのはアタッチメントを獲得してからでないといけないと改めて思いました。
もしこの先自分の生徒が心を開いてくれなかったら、保育時間外にその子と
向き合う時間を作ろうと思います。
今日は本当に楽しく、とても貴重な経験をさせて頂きました。